実績紹介

伝統を引き継ぎ社寺の歴史を後世に伝えるだけでなく
住宅や道路など人々の生活基盤を支える松井建設。
多様な実績と社員の熱き想いを紹介します。

グラフから知る

1586年から続く歴史を守り、
建設事業を通じて人々の暮らしを支えてきました。

支店ごとの実績

6つある支店の中からより選りの実績を紹介。
各施工実績の内容や建設の目的、担当者の想いを掲載致します。

※下記マップで、気になる地方のボタンをクリックすると、ページ下部の表示が切り替わります。

東北支店
東北支店 東北支店

01

東日本大震災からの創造的復興シンボルとして、国宝に相当する特別史跡の復元工事に挑戦。

特別史跡多賀城南門等復元工事
竣工日:2022.3.21

古代の工法に倣った特別史跡の復元工事

2019年より多賀城南門の立体復元工事に着手。1990年に始まった「保存管理事業の集大成」であるとともに、東日本大震災からの「創造的復興シンボル」としての一翼を担った工事でもあった。特別史跡は、建造物ならびに美術品工芸品でいう所の国宝に相当。建物の復元工事では古代の工法に倣い、設計図書を基に原寸図等で確認をしながら各専門業者と打合せをし、その都度調整をしながら建物を納めた。

末永く保存と活用をされてほしい

当物件は1年ごとに契約する事業計画で、年度末が近づくにつれてタイトな工程管理となりました。お施主様や設計事務所との打合せも増え、施工資料や竣工関係の提出書類もかなりのボリュームとなりましたが、それを乗り越えて南門は完成。その後も築地塀復元ならびに敷地内の地形修復工事が続き、2024年には多賀城創建1300年を迎えます。全体の完成後には、宮城県ならびに多賀城市のシンボルとして、この特別史跡が末永く保存され活用されていく事を願います。

現場所長 菊地正行

1991年入社

長らく一般建築に携わることが多かったのですが、東日本大震災で被災した寺院(重要文化財)の全解体修理や今回の多賀城南門修復工事などをきっかけに社寺建築に携わるようになりました。特別史跡内での工事も、復元工事も、私自身携わるのが初めてで、社寺建築を得意とする当社だからこそ経験することができたと思います。今後も与えられた仕事に対して新鮮な気持ちで臨み、日々自分自身のスキルアップを図っていきます。

02

建設地の復興・発展に寄与する大規模建設。現場では高い施工精度の管理を工夫。

某鉄鋼商社相馬工場新築工事
竣工日:2018.5.30

転入を促し雇用を創出させるための官民一体案件

鉄鋼商社であるお施主様が福島県相馬市にて新工場建設を企画している中で東日本大震災が発生。地震と津波で大きな被害を受けた市民が転出したことから、この工事は転入を促し雇用場所を提供するという官民一体プロジェクトへと発展していった。施工段階においては、建物内部の10台の天井クレーンをスムーズに走行させるため、レーザーポインターによる長距離測量など鉄骨施工精度の管理を工夫した。さらに20mもの長さのクレーン用の鉄骨梁を現場で製作しながらの取り付けは難易度の高いものであった。

完成した建物が震災復興の礎となってほしい 

お施主様は建設関連企業で、設計監理者からの確かな基本計画があった為、我々は計画に忠実な施工管理を目指しました。建物の規模が大きく、繰り返し作業が多いため、安全・品質共に常に気が抜けない場面の連続でしたが、「このプロジェクトを成功させたい」という強い思いが協力会社の方々や現場所員に伝わり、現場は終始とても良い雰囲気で進めることができました。完成した建物は、震災からの復興へと歩む相馬市、さらに東日本の産業発展にも繋がると信じています。

副部長 菅野修史

1997年入社

今までの考え方や手法にこだわっていては、時代に取り残されかねません。世の中の変化に取り残されないよう、これまで以上に情報収集が重要になると思います。例えば、ICTに一層の興味を持ち、働き方改革に繋がる仕事の仕方に関して自分なりに調べるのも1つです。これまでは忙しい現場を担当することが多く勉強に時間をなかなか割けなかったのですが、今後は時間を有効に使い後輩と共に技術の向上を図っていきたいです。

03

地域に必要な建設案件を高品質な施工で進め、社会に貢献できる仕事であることを再確認。

医療機関・共同住宅複合新築工事
竣工日:2020.10.20

下層階を医療機関、上層階を共同住宅とする複合施設

既存の医院を解体し、下層階を耳鼻科・小児科などの医療機関に、上層階を共同住宅にする建設計画で、お施主様からは、「開業医として今まで以上に地域に密着できる建物を造ること」が期待された。下層階と上層階では建物用途が異なる為、構造躯体の種類・階高・内外装の仕上げがそれぞれ異なり「設計図の読込み」や「納まりの確認と理解」には通常よりも多くの時間を費やし、各施工段階における確認事項については綿密な打合せを行いながら工事を進めた。

厳しい建築条件を緻密な管理で克服 

敷地に余裕がなく前面道路は昼夜の交通量が非常に多いなど、大変厳しい施工条件でした。加えて、現場内の安全第一はもちろんのこと、工期厳守、品質確保、近隣への配慮、第三者災害防止、など注意すべき点が多々あり、工事を進める上では、後戻り作業や間違いがないよう細部まで綿密に打合せを行いました。「ゼネコンは建物ができて完了ですが、お施主様や利用される方々にとっては完成からが始まり」新しい建物が地域の方々に長く愛される存在になって欲しいです。

現場所長 橋本悟

2007年入社

ゼネコンの仕事を選んで良かったと思う点は、「様々な建物の建設に携わる経験」が得られることです。医療機関・商業施設・官庁舎・一般住宅など多彩な建築物の建設を通じて地域社会に貢献することができます。何もない場所に建物が完成した際の達成感や満足感は、他ではなかなか味わうことができないと思います。これまで一般建築に関わることが多く様々な経験をすることができたので、機会があれば本格的な「社寺建築」も経験してみたいです。

01

未来を担う子どもたちにふさわしい学び舎へ、多様な木材を利用し接合部技術を実践。

新設小学校新築工事
竣工日:2021.5.31

カーボンニュートラルの時代に新たな挑戦 

10数年前に鉄道の新線が敷かれ、宅地開発が続いて児童数が急増していた当エリアにおいて、新設小学校の建設が計画された。カーボンニュートラルを目指す社会情勢の中で、多様な木質材料の利用や接合部技術の発展に挑戦した。非常にタイトなスケジュールの中、木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造と、異なる構造の躯体を施工しなければならないため、「綿密な揚重計画」と「緻密な施工計画」が要求された。

業界全体が参考にする先行事例になってもらいたい

当プロジェクトは、国内最大級の大規模木造建築として、設計事務所の社内でも注目を集めました。設計事務所からの期待に応えつつ、施工者として「第一に、将来を担う子どもたちが気持ちよく学べる空間であって欲しい」という思いの中、納得のいく決定を得るまで何度も提案と綿密な打合せを重ねました。そうした苦労の末、数々の賞を受賞する建物が完成しました。今回の物件が、「木材活用推進」や「施工方法」において、業界全体から先行事例として参考とされるような存在になればなお嬉しいです。

工事長 阿部雅俊

2003年入社

「仕事もプライベートも一生懸命」この言葉をモットーに、20年間勤務してきました。日々の業務では、メンバー間でバランスの取れた業務分担と、何でも言い合える仲間づくりを心掛けています。チームで工事を進める上で、失敗があった時は早期に情報共有し、適切に対処することで、「品質を保ちつつ、同じ失敗を繰り返さない知見」がチーム内に獲得されます。今後培ってきた知識と経験、技術を活かし、お施主様や設計事務所に選ばれ、喜ばれる建物を作り続けていきたいです。

02

明確な指示で関係者をまとめあげ、様々な工事課題をひとつひとつクリア。

オフィスビル新築工事
竣工日:2023.3.31

建設が難しい敷地条件とタイトなスケジュール

この工事は、お施主様の大事な旧社屋を解体しながらも、その雰囲気を残した新社屋を建設する計画であった。敷地は大通りから一本入り、一方通行規制がかかっている道路に囲まれていた為、所轄の警察署と通行止め作業や道路使用について綿密に協議した。限られた工期の中で、製作物の工程が非常にタイトなスケジュールであったことから、施工計画についてお施主様、設計事務所に対し明確に伝えることを心掛け無事に完成することができた。

旧社屋の想いを引き継ぎ、これからも地域に寄り添う建物として発展してほしい

限られた工期での納期管理の徹底は容易ではありません。1つの工事が遅れると関係する工程すべてが遅れます。協力会社との打合せ等では要望や指示を明確に伝えることを心掛け、お施主様や設計事務所とは同じ目標に向かって情報の共有に努めることで、関係各所と調整頂きました。その中で安全、品質、原価の管理もクリアし、完成に辿り着けた時は安堵するとともに達成感がありました。歴史ある企業であるお施主様が、新たな社屋を拠点により一層発展いただければ嬉しい限りです。

現場所長 近藤大貴

2015年入社

工事を円滑に進めて建物を完成させたいという気持ちは誰もが同じですが、そのプロセスについては様々な意見が出ます。周囲の意見を取りまとめていく立場である私たちは、合意の形成に腐心しています。ここ数件の現場ではお施主様、設計事務所と打合せをする機会が多くなり、改めて相手の立場を理解する姿勢を大事にするようになりました。こうした姿勢を続け、お施主様から「またこの人に頼みたい」と思われるような技術者になっていきたいです。

03

東京都心の社会的影響力の大きな土木工事。円滑な工事を目指し多くの関係者と連携。

トンネル仕上げ工事
竣工日:2022.7.8

高い精度を要求されたトンネル仕上げ工事

「東京臨海部と都心を結ぶ交通・物流ネットワークの強化」、「並行する晴海通りの渋滞緩和による地域交通の円滑化」、「臨海地区の避難ルートの多重化による防災性の向上」を目的として計画された築地虎ノ門トンネル工事。
幅員約8.5m、高さ約4.5mのコンクリートボックス構造内の段差を解消する舗装コンクリート打設がメインで、その規格値は、±10㎜程度と極めて高い精度であった。管理方法を何度も協議し、作業員全員が把握できるよう打設回数や範囲を詳細に図面化し掲示した。加えて、設計図も3次元化し、3D測量やレーザーも駆使して工事を進めた。

人々の利便性・安心・安全を創出したい

この工事の搬入路は、約1㎞の区間の中に3箇所と非常に少ないという難題がありました。その中で、事故無く安全に工事を進めるためトンネル内の工事業者間で安全協議会を立ち上げることで円滑な工事を目指しました。工程調整を重ね、発注者、同時に施工をしている他業者及び当社の協力業者に至るまで、様々な人々と連携することで都心の主要道路が完成しました。「この地域の人々の生活における利便性・安心・安全に繋がる道路になってほしい」トンネル開通式に参加した際に改めて思いました。

工事長 池澤孝紀

1997年入社

道路、トンネル、橋梁、堤防、上下水道、公園など公共施設の新設や修繕及び維持管理など土木工事は間接的に社会の生産活動を支え、人々の生活基盤をつくり守っていく仕事だと自負しています。今回のような大型工事は、一つの会社だけでは完成しません。何年も掛け、何社も携わりバトンを繋いで完成させます。多くの人々が使用するからこそ、使用する人達が居心地の良い、生活に溶け込んだ住みよい環境となることを願っています。

01

スケールにおいても難易度においても、未経験の壁を仲間と技術で突破。

物流センター新築工事
竣工日:2023.1.11

建設と土木の両工事の施工に最新技術を導入

お施主様が「荷物取引量の拡大」や「配送効率の向上」、また耐震性能を高め洪水及び浸水対策を行うことによる「災害時の安定供給」を目指し計画。敷地には水田があり、水路付け替え等の土木工事を含むなど経験したことのない工事であったが、土木部(東京支店)の協力や協力業者の尽力に加え、BIMを利用した作業計画を遂行し、ICT重機等の利用を駆使することで乗り越えることができた。

全国の物流の重要拠点に発展してほしい

私は常に、「お客様に喜んでいただける建物」を引き渡すことを目標としてきました。日々の定例打合せにてお施主様と設計事務所とは信頼関係を築き、協力業者さんや職人さんと一緒に工事を進め、「無事故、無災害、高品質、工期遅延無し」を目指し工事を進めています。今回の物件は敷地や建物規模が大きく工程の立案が大変でしたが、竣工した物流センターが全国の物流の重要拠点になり、お施主様の事業が繁栄することを願っています。

工事長 小口正浩

1998年入社

2022年度より「所長」から所長を統括する「工事長」へと立場が変わり、求められる役割も大きく変化しました。立場は変わっても工事に臨む際に大切にしている想いは変わりません。特に大型物件の工事においては、現場所長としての視点を持ちながら全体の施工をマネジメントすることを心掛けています。これからは自分だけでなく後輩の所長たちも「お客様に喜んでいただける建物」を確実に施工できるように、全力でアシストしていきたいと考えています。

02

三重県指定の有形文化財の耐震工事において歴史的価値を損わないように最新技術で施工。

上野高等学校耐震改修工事
竣工日:2022.12.28

近代建築の改修にはない課題を現場一丸となって克服

1900年に竣工し、三重県指定有形文化財に指定されている三重県立上野高等学校の校舎が耐震診断の結果、耐震性能を向上させる改修工事(土間補強、瓦葺き替え、乾式土壁置換え)が必要となった。3DCADを用いることによって、計画段階における「重機サイズの検討」や掘削工事における「勾配がある地盤の土量計測」など省力化が図られた。乾式土壁置換え工事では設計事務所と協力して補強箇所や施工方法を見直すことで建物全体の必要強度の確保に努めた。

歴史的価値を後世に引き継いでほしい 

明治時代の文化財建物の耐震改修工事では、当時の技法を踏襲しつつ新しい工法も取り入れる必要があり、多くの検討時間を要しました。改修部分の調査から施工記録や保存用記録の作成まで、多方面の関係者や有識者の意見を聞きながら方針を決定して工事を進めました。今回の工事で耐震強度が向上し文化財としての価値を保ちながら活用できる建物となったので、これからも歴史的な価値や伝統を繋いで頂きたいです。

現場所長 青木清隆

2001年入社

入社5年目に担当した小学校新築工事が特に印象に残っています。自分自身の力量に不甲斐なさを感じ、悔しい思いもしましたが何とか無事に工事を終えることが出来ました。竣工後の内覧会で、子どもたちや保護者の方々から「綺麗な学校を作ってくれてありがとう」と言葉をかけられ、評価は自分でするものではなく、関わる人たちがしてくれるものだと理解しました。後輩たちにも作りがいを持って仕事に励んでもらえる環境を作っていきたいです。

03

街の発展に私財を投じた初代当主の志を受け継ぎ、地域のために後世に残すべき建造物を施工。

重要文化財諸戸家住宅保存修理工事
竣工日:2022.12.20

文化財保存の理念と補強を両立させる工事 

資産家の初代諸戸清六氏が、明治初期に豪商の山田家から購入した諸戸家住宅は歴史的価値が高く、2002年に国の重要文化財に指定された。今回は、主屋を将来にむけて確実に維持し継承していくための、保存修理と耐震補強工事であり、鉄骨が剥き出しで見えてしまっては、文化財を保存する意義に反する為、押入れや小屋裏など「目につきにくい箇所の梁」を鉄骨で支えた。1トン近くある鉄骨を人力で運び入れ、設置する作業は工事の難所であった。

「良いものを後世に残す」、街の発展に貢献できる仕事

今回、お施主様、設計事務所である文化財建造物保存技術協会、各協力業者、諸戸家住宅のある桑名市の観光文化課の職員の方々の、「良いものを後世に残す」という大儀で気持ちが1つに結ばれ、困難な事でも知恵を出し合って保存修理事業を進めたことは、苦労もありましたが良き思い出となりました。この建物がさらに観光客を誘致し、街や地域の発展に繋がればいいなと思います。改めて、地域への貢献という初代諸戸清六氏の思いが今に引き継がれた工事でもありました。

現場所長 羽貝諭史

1994年入社

これまで、一般建築の他に社寺建築も数多く携わりましたが、「良い建物を造りたい」という気持ちが工事に関わる人々(お施主様・設計事務所・協力業者)と共有できた時に、「半分はこの仕事が成功したな」と感じます。現在は施工部署から現場を様々な形で支援する部署へと移りましたが、今までの施工経験を生かし、できるだけ現場員が、「良い建物を造る」ことに専念できるように支援を強化していきたいと考えています。

01

地球温暖化対策や省エネ、地域防災の観点から、最先端の施工技術や設備を導入。

電気工事会社本社社屋新築工事
竣工日:2021.9.10

壁面緑化工事に新たに挑戦

1980年に当社が施工したお施主様の本社を、地球温暖化対策を施した新社屋に建て替える工事を受注。建物外壁の一部を壁面緑化するために植物で覆い、一部は木目調ルーバーのエクステリア製品を利用した。鉄骨製作前の各受材、壁面装飾、緑化パネル、植物への給水管配置のタイミングなど、工程のどれもが新たなチャレンジであった。失敗が許されない状況の中、協力会社との連携を密にすることで無事に竣工を迎えることができた。

防災拠点となって地域に貢献してほしい

お施主様、設計監理者、JVで共働する他社ゼネコン、電気設備や機械設備の各協力業者、各職人さんの協力もあって無事に竣工することができました。地元地域と防災協定を締結し、大規模災害時には防災避難所として開放するほか、備蓄庫や緊急用の発電機も備え、地域の方々の防災拠点となる建物です。屋上には太陽光パネルを設置して再生可能エネルギーを使用。外観についても壁面緑化に加え大型のデジタル時計が設置されるなど特徴的な建物である為、地域のシンボルになって欲しいです。

工事長 水澗秀之

1990年入社

「お客様に喜んでいただく」この思いを第一に、仕事に取組んできました。短工期、工事途中での工期短縮、工事内容の変更など、お客様の要望や期待にできる限り応え、最後に「次の仕事も一緒に」と言われることが目標です。近年は工事現場でも多くの場面でICTが導入されることで、作業の効率化、安全性・品質の向上、環境改善が図られており、この流れは今後さらに進んでいきます。
これからICTをフルに活用した新しいタイプの工事現場を実現したいです。

02

街づくりともいえる10棟の大手企業社員寮建設で、環境に配慮した様々な施工技術を導入。

大規模社員寮第1期新築工事
竣工日:2023.3.28

敷地内に作業効率を考えながら10棟を建設

大手製造業であるお施主様には2024年までに約270戸の社員寮を建設する計画があり、その第1期工事として9棟で合計94戸の単身寮と1棟の共用棟の建設工事を受注。
環境負荷に配慮しエネルギー消費の少ない設計がなされた木造の建物は、機能面において気密性と断熱性が重視されており、検査を重ねながら慎重に施工を進めた。また、設備面においても大きな特徴があり、太陽光発電設備に加え、木材チップを原料とするバイオマスボイラー設備を完備している。

地域の発展に繋がる建物になって欲しい

チーム一丸となって、施工を進めることに注力しました。多くの人が携わるので、様々な考え方や方針、仕事との向き合い方があります。自分の考えを押し付けるのではなく良い方向に軌道修正しながら完成を目指しました。お施主様の事業の生産性向上に貢献し、「松井建設に依頼して良かった」と思っていただけたら幸いです。当案件は街づくりの一環でもあり、この社員寮が社員の皆様とこの地域の方々にとっての「集う場」となり、地域の発展に繋がっていくことを願っています。

副部長 江幡吉生

1994年入社

施工管理者として「無事故無災害」、「高品質」、「契約工期での完了」の3点を念頭に工事を進めています。建設工事ではまだまだ作業員一人一人の手作業に頼っている現状があると同時に、建設労働人口の減少や作業員の高齢化が顕著になっています。このような状況においていかに効率よく高品質の建物を施工できるかが将来への課題です。これらをクリアすべく部材のユニット化や最新工法の採用、新型機械の導入などを検討しながらお客様の要望に合わせた建物を造っていきたいです。

03

省エネ認証と高い施工品質の両立に向け、細部に至るまで妥協のない工事を竣工まで継続。

電子部品工場増築工事
竣工日:2022.6.30

精密な部品製造に要求される高い平滑精度に挑む

電子部品製造のお施主様の工場増築を当社は設計施工で受注し、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロとする「ZEB認証」の取得を目指した。また精密な部品の製造には床が平滑であることが求められる為、コンクリートのクラック抑制に適した配合や、コンクリート打設計画について材料メーカー、職方、構造設計担当者、所員と打合せを何度も行い高い平滑精度を実現した。

お施主様の熱意に施工者として応える 

お施主様の熱意が非常に強く、施工に関するひとつひとつの検討事項に真剣かつ真摯に向き合って頂きました。細部に至るまで互いに妥協することなく検討したことで苦労はありましたが、完成時にはとても大きな達成感がありました。お施主様の事業がこの地で永く続き、さらに繁栄され、また新たな工場の建設が必要になった時には、「是非、もう一度一緒に仕事をさせて頂きたい」そう思える縁をいただけた現場でした。

現場所長 安江康介

2005年入社

入社して18年、迷ったり壁にぶつかったりした時は完成した時の感動を想像し、これまで自分を支えてくれた同僚や職人さん、喜んでくれたお客様に恥ずかしくない仕事をしようと心掛けています。これまでに住宅、学校、工場、福祉施設、社寺など様々な物件を経験してきましたが建築工事は変化に富んでいて、工夫次第で色々なことができるとても魅力的な仕事です。今後も自分が最後に良かったと思えるものづくりを続けていきます。

01

最新の社寺建築で求められる、伝統的建築技術と現代建築技術の融合を実現。

浄土宗総本山 知恩院新法務棟新築工事
竣工日:2021.12.26

熟練工が力を合わせ木造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造を施工

伝統的な社寺建築の技術を保持しながら、一般建築の技術も両立できる数少ない企業である当社の特長が評価され、総本山知恩院の境内に行事を執り行う部署の建設を受注した。
木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造と3種類の構造が一体となっており、取合い部の難易度が高い建物であった。外壁・床部の納まりでは宮大工と金属工が、屋根の納まりでは瓦工と板金工が、それぞれ調整を密に行うことで品質を確保し、伝統的な社寺建築を完成させた。

寺院の行事に迷惑をかけないよう工事に工夫 

有名寺院境内での工事であり、数多く執り行われる行事の際は工事の騒音が迷惑にならないよう職方も気を遣って作業を進めました。 大きな音が出る作業時には行事を調整頂き、品質・安全対策のために建物全体を覆う素屋根を架けた際は、参詣道を迂回通行して頂くなど、お施主様には様々な場面でご理解・ご協力を頂きました。
文化財・国宝に囲まれた地で、周辺に溶け込んだ伝統的な建築物として、関係する皆様にとって機能的な建物となって欲しいです。

現場所長 吉田勝也

2009年入社

「お施主様に喜んでいただけるような建物を引き渡す」為に仕事をしてきました。そのために品質はもちろん、お施主様の要望をできる限り形にする必要があります。そして、さらに良い建物ができるように、こちら側からも提案をし「お施主様の満足度が100点を超えられるように」と考えています。建物を建てるということはお施主様にも多くの時間やお金がかかり、中途半端な気持ちで携わるものではありません。その気持ちに応えられるよう、経験を積み重ね成長していきたいです。

02

170年前の酒造場の移設計画を、現代の補強技術と職方たちの技術を結集して実現。

酒造場改修工事
竣工日:2021.3.20

歴史的価値の高い建物を曳家で後世に継承

市道の拡張計画があり、干渉する酒造場の解体・新築も検討されたが、現在の建築基準法では同様の建物を建築できない上に、既存建物の竣工が1853年と古く、将来的に文化財への登録も考えたことから、曳家をして修繕する工法が選ばれた。また既存建物には外周部にしか壁が無く内部は独立柱だった為、縦方向・横方向にそれぞれH鋼で建物を固定。約170年前の建物の為、目に見えない木部の損傷等がないか確認、適宜補強等を行いながら建物の揚屋を実施した。

多くの人が関わり見守った分だけ想いは強い

今回の工事では工程管理に苦労しました。干渉する別棟建物の一部を曳家しながらの解体となり、曳家工・解体工(大工)・瓦工の取り合いが複雑で、それぞれが協力しながら作業しました。また、お施主様や設計事務所にも協力を得ることでスムーズな施工をすることができました。
珍しい曳家工事ということで、地元の設計事務所や文化庁の方々も見学に訪れました。この建物が地域に根付いた酒造場として、末永くお施主様と共に繁栄して欲しいです。

現場所長 奥村真一郎

2000年入社

私はお施主様に寄り添い、高いご満足をいただける施工を目指すだけではなく、引渡し後も良好な関係を継続できるように心配りをしています。実際、10年近く前に引き渡した建物のお施主様から、改修工事等を相談されることもあります。今後も地域の誰もが知っている建物、歴史の一部に残るような建物に携わりたいと考えています。自分を育ててくれた地域に今まで培ってきた技術・知識・経験を還元できるように、自分自身を磨いていきたいです。

03

前例の少ない大規模ソーラーカーポート工事、全国の駐車スペース有効利用のモデルへ。

冷凍流通センター自家消費用
ソーラーカーポート太陽光発電所整備工事
竣工日:2023.1.31

特殊な設備工事を職方と協議し高い精度で施工

2021年8月、太陽光発電設備を伴うソーラーカーポートの整備工事の案件があり、本社営業本部と一緒に技術提案を展開し入札の結果、当社に決定した。ところが、職方はソーラーパネルの専門業者であり、カーポートを建てた経験がなく、施工管理者と職方の間で精度の許容範囲に大きな違いがあった。その差を埋めるべく何度も協議を重ね、スタート段階から協力して施工した結果、高い精度で建設することができた。

再生可能エネルギーの供給に活躍してほしい 

今回の工事箇所となった流通センターは中国・四国地方の多くの人たちの生活を支える物流拠点です。施工中も稼働しており、400台近くの駐車スペースが必要となる為、お施主様の協力のもと、2週間ごとに駐車スペースと作業スペースの区分け計画の作成、調整に注力しました。
ソーラーカーポートで発電した電力は、近くの冷凍センターに供給されます。全国の流通拠点の駐車スペースを有効活用したモデルケースとして、環境にやさしい再生可能エネルギーを供給し続けて欲しいです。

現場所長 原田明和

2014年入社

以前、施工した美術館の新築工事において、著名な設計事務所の担当者が1mm単位の美しい収まりを検討していることに触れ、「神は細部に宿る」とは、このことだと気づかされました。その工事以降は設計図に書かれていない“検討すべき細部”を意識し、施工者としてディテールにこだわった設計変更の提案や施工指示を心掛けています。今後も携わる建物が施工者として「自分の作品だ」と胸を張って言えるように、努めていきたいと思います。

01

既存の建築資源を有効活用しつつ、将来に向けて発展余地の大きな病院に改修。

大型病院移転改築工事
竣工日:2021.3.31

上層解体+下層躯体再利用を特殊工法で実施 

お施主様が市民病院跡地に残る既存建物の再利用を視野に入れた新病院建設を計画。下階の躯体再利用範囲への影響を最小限に留めながら、上部3フロアを解体する設計が採用され、施工者選定において歴史的建造物の保存など改修を得意とする当社が選定された。再利用する躯体に解体振動を与えない「ワイヤーソーによる解体工法」(コンクリートを特殊なワイヤーで切断する工法)を採用し、解体工事を完了した。

実際に病院で働く方々に満足頂ける建物づくり

病院建築では診療科ごとに仕様が異なる為、工事を行う電気担当者、設備担当者と共に、各診療科の責任者との「綿密な打合せ」と「要望事項の取りまとめ」を行いながら工事を進め、実際に病院で働く方々に満足頂ける建物づくりを目指しました。この建物はリノベーションと増築を組み合わせ、「減築と再利用」をテーマに建設されました。地域に貢献する病院として、限りある資源の有効活用で環境負荷を低減させながら、療養環境を提供し続けて欲しいです。

副部長 平田学志

1999年入社

若い頃はコミュニケーションが上手く図れず業務がスムーズに進まない経験の連続でした。そのような経験も踏まえ、現在では「信頼関係を大切にすること」と「感謝の気持ちを常に抱くこと」を大切にしています。また、その場しのぎの判断で苦い失敗も経験したことから、長期的に的を射た判断をすることも心掛けています。「人との出会いや思い出を多く作っていきたい」その為に自分自身も「一緒に仕事がしたい」と思ってもらえる、人間性を磨いていきたいと思います。

02

地震で損壊した歴史的な煉瓦造建造物の以前と変わらない姿への修繕と補強を両立。

熊本大学五高記念館災害復旧工事
竣工日:2021.12.24

試験や計測を重ね施工事例の少なさをカバー

2016年の熊本地震で被災した重要文化財の煉瓦造建造物である五高記念館の復旧工事を文化財の施工実績が多い当社が受注。大学構内の工事ということもあり、一般的な文化財とは異なり工期が短く、一層の安全とスピードが求められた。
全国的にも施工事例の少ない工事が多く、施工試験を幾度も行い、適した材料・配合や施工手順を検討した。鉄骨補強工事についてもベースと千本以上あるアンカーとの誤差が2㎜程度しか許容されず、実測を複数回行うことで精度を確保した。

卒業生の記憶に残る建物であり続けてほしい

震災直後の職人不足やコロナ禍を乗り越えて復旧した五高記念館は熊本大学のシンボル的な建物です。学校の博物館として使用されており、入学生や卒業生が建物の前庭で記念写真を撮影するような場所でもあります。同様に工事を行った工学部研究資料館では見学会やコンサートなどの催しも行われています。これからも卒業生や学校関係者の思い出として記憶に残っていくような建物であって欲しいと思います。

副部長 浜崎寛

1983年入社

高度な施工要求があった場合、協力業者任せにせず、自ら主導して職人さんと共に試行錯誤していくことが大切です。また文化財の修復工事は見えない部分での補強や目立たない補修が必要であるため、工事前後の違いが分かりにくく、工事中の苦労や努力を外部の方に伝えることも必要です。文化財の修復工事は、木造から煉瓦造、コンクリート造等へと多様化してきており、これまでの経験を後輩たちに伝えていきたいと思います。

03

仏教行事と地域への開放の両立を目指し、多くの協議を重ねて本堂の難工事に挑戦。

法林寺本堂新築工事
竣工日:2021.8.31

複雑な設計の要件を満たすべく多くの課題を克服

お施主様と設計監理者から「社寺建築に実績のある当社と協力して本堂を新築したい」との依頼があり受注。
本堂の内部壁が斜めであり、その仕上げが化粧コンクリート打放しのため、何度も入念に打設計画を策定した。さらには、天窓から入る光の角度を重要視されていたため、施工する上で曲線天井の色、反射板のサイズ、天井格子のピッチや間接照明の取付方など様々な要素にこだわり、多くの課題を克服しながら工事を進めた。

地域の方々に開かれた空間であり続けて欲しい

「お寺の行事にのみ利用する空間ではなく、地域の方々が色々な方法で利用できる空間にしたい」、お施主様の思いを設計側も汲み取り、多目的に活用できる本堂空間、読書のできる図書空間、くつろぎながら会話できるカフェ空間、子どもが水遊びできる庭園空間など、地域の方々が密着できる空間が完成しました。これからもたくさんの地域の方々に利用される建物であり続けることを願っています。

現場所長 岩男年史

2002年入社

これまでに施工した建物は保育園や幼稚園が多かったです。幼い園児たちが「指を挟まれないか」、「ケガをしそうな角がないか」、「階段を上り下りする際に滑らないか」など、色々な事に気を遣いながら仕事をしてきました。「建物を使う人を思いながら施工する」当たり前のようで、これが思った以上に難しいと感じます。入社以来、RC造、S造、SRC造、W造など多様な建物に携わることで色々と学びましたが、今回のような社寺建築についても機会があればまた施工したいです。

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