まっすぐ語る、ウラ話。
Cross Talk
建物をつくる仕事は、図面どおりに進めるだけでは成り立ちません。
職人さんとの対話、お客様との信頼関係、社内での連携、そして自分自身の成長。そのすべてが重なり合って、はじめて一つの現場が前へ進んでいきます。
今回は、小学校建設工事に携わる5人のメンバーに、施工管理という仕事の本質や、松井建設らしいチームのあり方について語ってもらいました。
メンバー
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2022年度入社 / E.O
建築部 工事課私は今が3件目の現場です。これまでも学校施設やマンションを経験してきましたが、今の現場は規模も大きく、求められることも多いです。だからこそ、自分が受け持つ仕事をきちんと理解して、現場全体の流れの中で何を担うべきかを意識しながら取組んでいます。
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2023年度入社 / Y.I
建築部 工事課私にとって今回が2件目の現場です。建築学科出身ではないので、最初は特にわからないことが多かったのですが、現場で副所長をはじめ先輩方に相談しながら業務を進めてきました。所長が全体を見てくださって、その中で副所長が日々の実務を引っ張っていくという形なので、自分たちはその中で役割を担いながら成長していく実感があります。
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2025年度入社 / M.G
建築部 工事課私は2025年度入社で、ここが初めての現場です。実際に現場に入ると覚えることばかりです。今は副所長や二人の先輩に教わりながら業務を進めていますが、目の前の仕事を理解することに必死です。
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2013年度入社 / K.E
建築部 工事課 副所長実際の現場では、私が中心になって日々の動きや役割の振り分けを見ています。E.OとY.Iには、ただ担当をこなすだけじゃなくて、一つ上のポジションを考えて動けるようになってほしいですし、一番若いM.Gは、まず現場の空気や流れをつかむところからですね。みんな経験年数は違いますけど、その段階で必要なことを一つずつ積み上げていけばいいと思っています。
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2002年度入社 / M.I
建築部 工事課 作業所長この現場は、経験年数の幅がかなりあるチームです。だからこそ、誰が何を担うのかを明確にしながら進めています。現場全体の運営は副所長のK.Eを中心に行い、私は予算も含めて全体を見ながら、それぞれがこの現場でしっかり役割を果たせるようにという視点で関わっています。
現場と向き合う Theme 01
現場ではどのようなことを大切にして仕事をしていますか?
K.E 副所長施工管理って、みんなにいかに効率よく働いてもらうかを考える仕事なんです。図面や工程が基準なのは間違いないですけど、それを実際に形にするのは人ですから。だから、職人さんの話を聞くことも大事。でも最終的に何を基準に判断するかは、自分たちの中でしっかり持っておかないといけないと思います。
E.O私は仕事の中で、たとえば職人さんと意見が食い違ったときは、まずその意見がなぜ出てきたのかを自分なりに考えるようにしています。そのうえで、品質や施工性、工程への影響も含めて、より良い方法を整理していきます。すぐに答えが出ないこともありますが、まずは自分で考えることを意識しながら、判断の軸を少しずつ身に付けているところです。
Y.I私も、経験豊富な職人さんの言葉をそのまま受け取ってしまいそうになることがあります。でも、そこで一度立ち止まって、なぜそう言っているのか、自分たちの基準に照らすとどうなのかを考えることが大事だと感じています。相手の経験を尊重しつつ、自分でも判断しようとする姿勢が必要だと思います。
M.G私はまだ自分で指示を出す立場ではないので、まずは職人さんとの良い関係をつくることが大事だと思っています。会話をしながら、どういう考え方で仕事をしているのかを知る。今は先輩たちがどうやって現場を運営しているのかを見るだけでも、とても勉強になります。
所長のM.Iさん、副所長のK.Eさんは、経験豊富な立場から皆さんの話を聞いてどう感じますか?
M.I 所長最初から全部できる必要はないんです。特にM.Gは1年目ということもあり、今は経験を積んでいるという段階で十分。現場に立つ以上、勉強し続けることが大事なのは、キャリアの長さに関わらず共通しています。20年以上やっていても初めてのことはありますし、わからなければ聞く、考える、整理するという姿勢は変わりません。若手には、まずその土台をしっかりつくってほしいですね。
K.E 副所長若いうちは失敗しないことよりも、失敗をどう次に活かすかのほうが大事です。現場は一つとして同じものはないですが、基本となる考え方は共通しています。そこを積み上げていけば、大きい現場でもブレることなく仕事ができると思います。
お客様と向き合う Theme 02
お客様から信頼を得るためには、どのようなことが大事だと考えますか?
M.I 所長お客様との関係で一番大事なのは、問題が起きたときこそ、すぐに報告することです。起きたことをきちんと伝えて、再発防止策まで説明する。同じことを繰り返さない姿勢を見せることが、信頼を積み上げるうえで重要だと思っています。現場を預かる所長としても、その意識はみんなに持っていてほしいですね。
E.O私もお客様からご指摘をいただいたときは、まず誠実かつ迅速に対応することを意識しています。そのうえで、さらに改善できることがないかを考えるようにしています。まだ経験は多くありませんが、その姿勢はこれからも大事にしたいです。
Y.I私は以前の現場で、自分の確認不足から作業の手戻りを出してしまったことがありました。それからは小さな行き違いを起こさないように、わからないことは早めに確認するようにしています。現場での丁寧なやり取りの積み重ねが、ひいてはお客様からの信頼に繋がっていくと思っています。
K.E 副所長お客様との信頼関係って、問題が起きないこと以上に、何かあったときにどう向き合うかで決まると思うんです。小さなことでも曖昧にせず、その時点でできる最善の対応をきちんと積み重ねていく。そういう姿勢が、結果的に次の信頼に繋がっていくんだと思います。
M.I 所長一方で、長く続けていれば自分の仕事が報われたと感じる瞬間もあります。以前担当した図書館の竣工後に、自分の子どもたちを連れて見に行ったことがあって、そのとき設計者の方が「この建物はお父さんがいなかったら完成していないんだよ」と話してくださったことがありました。ああいう出来事があると、苦労したことも含めて「この仕事をやっていてよかった」と思えます。
E.O自分もいつかそう思える仕事をしたいなと思います。担当した場所に対して「よくできている」と言っていただけたときは、やっぱり嬉しいですし、次も頑張ろうと思えます。
M.G私はまだそこまで実感できる段階ではないですが、いつか自分も、先輩たちのように胸を張って仕事の話ができるようになりたいです。
仲間と向き合う Theme 03
この現場では、どのような雰囲気で仕事をしていますか?
M.G先輩たちと話しやすい現場だと思います。最初はもちろん緊張しましたが、先輩方は年齢が離れていても話しかけやすく、困ったことを一人で抱え込まずに済む雰囲気があります。誰かに相談すればきちんと受け止めてもらえる安心感があるので、落ち着いて仕事に向き合えていると感じます。
Y.Iこの現場は、それぞれの立場や役割がはっきりしている一方で、必要なときには自然に声をかけ合えるのがいいところだと思います。いつでも周りを頼れるので、判断に迷ったときも立ち止まらずに前へ進みやすいです。そういう関係性があるからこそ、現場全体も動きやすいのだと感じています。
E.O経験年数が違うメンバーがいる中でも、それぞれが相談しながら、一緒に前に進める空気があるのは大きいです。
K.E 副所長現場は一人じゃ回らないので、抱え込まないことが大事なんです。私も全部を自分でやるのではなくて、それぞれに役割を持ってもらいながら現場を運営しています。そのうえで、常にM.I所長が全体に気を配ってくれるので、チームとしての方向性はブレにくいと思います。
作業所長のM.Iさんは内勤も経験されたと聞いています。
その経験は、今の現場のチーム運営にも活かされていますか?
M.I 所長内勤を経験したことで、現場の後ろにはたくさんの人たちがいることを改めて知ることができました。若いころは「現場が一番大変」と思っていましたが、実際には内勤の人たちが動いてくれているからこそ、現場がうまくいく。みんなにも、会社の仲間たちの知恵や力を借りながら現場で仕事をしてほしいと思います。
自分と向き合う Theme 04
仕事をしていて、自分の成長を感じるのはどんなときですか?
E.O自分が成長しているという実感は、正直まだ湧いていません。でも、自分がやらなければいけない仕事の責任の重さを少しずつ感じるようになってきました。わからないことだらけでも、自分なりに頑張ってやるしかないと思えるようになったのは大きいです。
Y.I入社当時は目の前の作業をこなすことで精一杯でしたが、今は自分の判断が現場全体に影響することを意識するようになりました。まだ勉強中ですが、責任感を持って仕事に向き合うようになったと思います。
M.G私のキャリアはまだ始まったばかりですが、最近は相談するときに、自分なりの考えを添えて話すようになってきました。少しずつでも、自分で考える時間は増えてきたかなと思います。
K.E 副所長年数を重ねる中で、いい意味で「肩の力が抜ける」という感覚がつかめてくるものです。全部を自分で抱えるのではなく、人や仕事の比重を分散させながら、チーム全体で回す。そういう意味で、自分だけではなく、チームを動かすバランス感覚は、昔よりついてきたと思います。
仕事で成長するために、どのようなことが大切だと思いますか?
M.I 所長誰でも100点をずっと取り続けるのは難しいんです。だからこそ、まずは60点を安定して出せるようになることが大切だと思います。パーフェクトでなくても、任されたことを着実にやり切ること、その精度を少しずつ上げていくことが成長に繋がる。そのためには、メモを取る、報告する、言われたことをまずやってみる。そういう基本を、現場の中で確実に身に付けていってほしいですね。
M.I所長のアドバイスを聞いて、どのように思いましたか?
M.Gまずは先輩たちに追いつけるように、一つずつ基本を覚えていきたいと思います。
Y.I先輩たちがやっていることを自分でもできるようになるには、考え方や方法まで理解しないといけないと思っています。相談したことはメモに書き残して、それをあとで見返しながら、着実に自分のものにしていきたいです。
E.Oとにかく今は、日々勉強です。私にとっては国家資格取得も大きな目標の一つです。現場で学んでいることを、きちんと形にしていきたいと思っています。
K.E 副所長たとえばこの現場に関していえば、コンクリートの仕上がりがうまくいっている。だからその品質は最後まで維持したい。そういう一つひとつの現場で、何か一つでも着実な自信を積み上げていくことが、大切だと思います。
M.I 所長みんながこの現場でスキルアップして、次の現場に行ったときに「M.Iさんの現場にいた社員、よくできるね」と言ってもらえたら、所長としてはこの上ない喜びです。現場で一緒に汗を流した若い仲間が育っていくことが、このチームにとって一番価値のある成果だと思っています。
